窓用エアコンは設置のしやすさから、ワンルームなどで人気の高い冷房機器です。

しかし、掃除やメンテナンスが後回しになり、気づいたらカビだらけになっていたというケースも少なくありません。

この記事では、窓用エアコンがカビだらけになる原因やお手入れ方法などについて、エアコンクリーニングのプロが監修のもと、詳しく解説します。

監修:アールクリーニング技術部T氏 執筆:アールクリーニング編集部
🛡️この記事の信頼性

ハウスクリーニング業界歴10年・エアコンの清掃台数は10,000台超のプロ、アールクリーニング技術部のT氏が監修。
現場の知見に基づいた正しいお家やエアコン掃除の知識をお届けします。

また、動画の内容は30秒で以下の動画にまとめております。お時間が無い方はこちらの動画をご覧ください。

窓用エアコンにカビが生える原因

窓用エアコン

窓用エアコンにカビだらけになってしまう理由は、主に下記の3つです。

  1. 冷房時の結露で内部が湿りやすい
  2. 室外機一体型で内部に湿気と汚れが残りやすい
  3. フィルターや吹き出し口の掃除不足でホコリがたまる

以下では、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

1.冷房時の結露で内部が湿りやすい

結露

窓用エアコンは冷房運転中に内部が結露しやすく、アルミフィンやその周辺に水分が残ります。

カビは湿気のある環境を好むため、運転後に十分乾燥できていない状態が続くと繁殖しやすくなります。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

特に梅雨時や真夏の冷房使用が多い時期は、内部が湿ったままになりやすいため注意が必要です。

2.室外機一体型で内部に湿気と汚れが残りやすい

窓用エアコンは本体の中に冷房・送風に関わる機構がまとまっているため、壁掛けエアコンとは違う形で熱や湿気がこもりやすい特徴があります。

構造上、使ったあとの湿気が残りやすく、そこへホコリや皮脂汚れが加わることで、カビの温床になりやすいのが窓用エアコンの弱点です。

3.フィルターや吹き出し口の掃除不足でホコリがたまる

窓用エアコンのフィルター

窓用エアコンのカビは、湿気だけで生えるわけではありません。

ホコリや汚れがエサのような役割を果たすため、フィルターや吹き出し口に汚れがたまると、内部でカビが広がりやすくなります。

定期的な掃除をしていないと、風量低下だけでなく、ニオイや効きの悪化にもつながります。

窓用エアコンの自分で掃除できる範囲

窓用エアコンで自分でお手入れかのうなのは、基本的にフィルター、吹き出し口、外装の表面です。

実際に、メーカーのコロナ公式HPでも、日常のお手入れとして案内されているのがこの範囲です。

まずはこの範囲をきちんと掃除するだけでも、ニオイや風量低下の予防につながります。 

窓用エアコン掃除の範囲チェック
対応範囲 状態・場所 お手入れ ポイント
表面・日常ケア フィルター・外装・吹き出し口表面 自分でOK! ホコリ除去でニオイ・風量低下を予防できます。
内部の汚れ 吹き出し口奥・ファン周辺の黒い汚れ プロに相談 カビのサイン。無理に触ると破損やケガの恐れあり。
予防運転 内部乾燥機能・送風運転 予防に有効 カビを防ぐためのもので、発生したカビは除去不可。
監修者 Mr. T
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ひとこと

これまでの経験上、見える位置にカビがいる場合は、内部にびっしりカビが広がっている可能性が高いです。吹き出し口にカビがいるのが見えたら、プロのエアコンクリーニングを検討してください。

参考:コロナ公式HP,ホーム,サポート・お問い合わせ,お手入れ・使い方サポート,ウインドエアコンのお手入れ方法

自分でできる|窓用エアコンのカビ掃除方法

ここでは、お掃除のプロも実践している安全かつ確実な5ステップを、初心者の方にも分かりやすくまとめました。

ご自身で掃除される際にぜひ、参考にしてください。

窓用エアコン掃除の5ステップ
STEP 1

必ず電源を切ってコンセントを抜く

通電したままの掃除は故障や事故の元。まずはプラグを抜いて安全を確保しましょう。

STEP 2

フィルターを外してホコリを取る

掃除機で吸うか、汚れがひどい時は中性洗剤で水洗い。1カ月に1回が目安です。

STEP 3

吹き出し口・外装をやさしく拭く

やわらかい布で表面を拭きます。奥のファンは無理に触らず、見える範囲だけでOK。

STEP 4

フィルターは完全に乾かして戻す

半乾きはカビの元!日陰でしっかり乾燥させてから元に戻すのが鉄則です。

STEP 5

送風・内部乾燥で仕上げる

掃除の後は運転して内部を乾燥。湿気がこもるのを防ぎ、カビを予防します。

監修者 Mr. T
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ひとこと

フィルター掃除は以下2点を意識してください!
①掃除機は表面から吸う
②水洗いは裏面から当てる
こうすることで、フィルターの網目に汚れが詰まらないです。

窓用エアコンのカビを放置するとどうなる?

窓用エアコンのカビを放置すると、単なる見た目の問題にとどまらず、以下のような健康被害や性能低下を引き起こします。

カビ臭い風が出る

窓用エアコン

最も気づきやすい変化はニオイです。

電源を入れた瞬間や冷房開始直後に、カビ臭さやこもったニオイがする場合、内部に汚れがたまっている可能性が高いです。

また、カビを長期間吸い続けることで、アレルギー性鼻炎や喘息、皮膚炎などを引き起こすリスクが高まります。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

風から酸っぱい臭いがする場合は、十中八九エアコン内部のカビが原因です!

風量低下や効きの悪化につながる

フィルターや吹き出し口にホコリがたまると、空気の通り道が狭くなります。

その結果、風量が落ちたり、冷え方が弱く感じられたりします。

カビそのものだけでなく、カビが生えやすい環境を放置していることが、快適性の低下につながります。

電気代が上がる

汚れで空気の流れが悪くなると、同じ設定温度でも効きの悪くなり、運転効率にも悪影響が出ます。

その結果、設定温度に到達するまでに余計な電力を消費し、電気代が高くなります。

窓用エアコンでやってはいけない掃除

ここでは、エアコンクリーニングのプロが監修のもと、やってはいけない掃除方法を徹底紹介します。

間違えた方法でエアコンを故障させないためにも、参考にしてください。

内部に洗浄スプレーを吹きかける

エアコンにスプレー

市販のエアコン洗浄スプレーを使えば簡単に内部まできれいになるように感じます。

しかし、エアコン洗浄スプレーの使用は避けたほうが良いです。

nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)では、洗剤が電気部品やモーターにかかると故障や発煙・発火につながる可能性があると案内しています。

監修者 Mr. T
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ひとこと

エアコン洗浄スプレーが他にも厄介なのは、「すすぎ残しがされやすい」ところです。洗剤のべたべたが汚れをキャッチしてそこからカビが繁殖してしまうんです。「掃除したのに臭くなった」ということが起きてしまいます。

参考:独立行政法人製品評価技術基盤機構,HOME 製品安全 製品事故防止啓発活動(動画等) 注意喚起動画(再現実験映像等)・ポスター 01家電製品 エアコン「4.内部に洗浄液がかかりトラッキング現象で発火」

自分で分解してファンや熱交換器を洗う

吹き出し口の奥にカビが見えると、自分で分解したくなるかもしれません。

しかし、窓用エアコンは構造が密集しており、分解に時間がかかるうえ、故障リスクが高いです。

ここが重要!

ご自身で掃除をするのは、パネル・フィルター・吹き出し口といった手前部分にしましょう。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

エアコン掃除で分解は意外と簡単にできるのですが、それよりも掃除したあと元に戻す方が難しいです。少しでも間違えると異音が鳴ったりエアコンが動かなくなったりすることもあります。

濡れたままフィルターを戻す

フィルター掃除の失敗で多いのが、乾燥不足のまま元に戻してしまうことです。

冷房運転後にそのまま電源を切ってしまうと、内部にたまった湿気が残ったままとなり、カビが発生しやすくなります。

特に梅雨時や湿度の高い日は、乾燥が不十分になりやすいので注意が必要です。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

ちなみに、湿った状態で戻してしまっても、すぐに送風モードで1時間程度運転させれば、乾燥させてカビの発生を予防できます。

ニオイを芳香剤だけでごまかす

カビ臭さが気になるからといって、芳香剤や強い消臭剤でごまかしても、内部の汚れが取れたわけではありません。

ニオイが一時的に変わったように感じても、原因が残っていればすぐに再発します。

ここが重要!

ファブリーズやリセッシュを内部に吹きかけるのはNG!布製品じゃないため、染み込まずにエアコン内部に残ってほこりや汚れをキャッチしてしまいます。

こんな状態ならプロのクリーニングを検討

適当にやるのはちょっと待って!

プロの目線で厳選したチェック項目をもとに、あなたのエアコンの汚れ具合を判定します。

自分での掃除で十分か、プロに頼むべきレベルかを可視化したので、ぜひ一度試してみてください!

エアコン掃除・診断くん

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アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

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アールクリーニングの対応地域一覧

アールクリーニングでは下記の地域でエアコンクリーニングを行っております。
お住まいのエリアが対象かどうか気になる方は、以下から開いて一度チェックしてみてください。

開いて対応地域を詳しく見る

カビを防ぐために普段からやっておきたいこと

フィルターは2週間に1回を目安に掃除する

もっとも基本で、もっとも効果が高いのがフィルター掃除です。

ホコリをためないことが、風量低下とカビ予防の両方に効きます。

忙しくても、よく使うシーズンは1カ月に1回フィルターを確認する習慣をつけておくと、状態が大きく悪化しにくくなります。

冷房後は送風または内部乾燥を使う

冷房のたびに内部が湿る以上、乾燥させる習慣は重要です。

送風運転や内部乾燥運転を使って、使い終わったあとの湿気を残さないようにするだけでも、カビの発生しやすさは変わります。

ただし、すでにカビがある場合の除去効果はないため、あくまで予防として使いましょう。

シーズン前に固定ネジや本体の状態も確認する

窓用エアコンは窓枠に固定して使う家電なので、シーズン前の確認も重要です。

窓枠・本体を固定しているネジに緩みがないか、背面下部のゴム栓に緩みがないかを確認しておきましょう。

水漏れや振動、異音を防ぐうえで見逃せないポイントです。 

長期間使わないときは電源プラグを抜く

長期間使わない場合は、電源プラグを抜いておくことをメーカーのコロナは公式サイトにてすすめています。

長期間使わない場合は、電源プラグを抜いておくことで、落雷などによる故障を防止できます。また、リモコンの電池を取り出しておくと、液漏れなどによる故障を防止できます。

リモコンの電池を外しておけば液漏れによるトラブルも防ぎやすくなります。

しまう前にフィルターや表面を掃除しておくと、次のシーズンも使いやすくなります。

参考:コロナ公式HP

よくある質問

窓用エアコンのカビは自分で全部取れますか?

表面に見えるホコリや軽い汚れなら自分で対処できますが、内部に広がったカビまで完全に取るのは難しいです。吹き出し口の奥に黒い汚れが見える場合は、セルフ掃除の限界を超えている可能性があります。

内部クリーンをすればカビはなくなりますか?

なくなりません。内部クリーン機能は、本体内部を乾かしてカビや細菌の繁殖を抑えるための機能です。すでに発生したカビや細菌を除菌・殺菌するものではないです。

窓用エアコンにもクリーニング業者は対応していますか?

対応している業者もありますが、少ない傾向があります。構造上、分解に時間がかかり、通常の壁掛けエアコンより故障リスクが高いことが理由です。対応していない業者もあるため、依頼前に必ず確認してください。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

アールクリーニングでは、窓用エアコンも対応しております!お気軽にご相談ください。

フィルター掃除はどれくらいの頻度で必要ですか?

目安は2週間~1カ月に1回です。使用頻度が高い時期やホコリの多い部屋では、さらに短い間隔で確認してもよいでしょう。 

監修者 Mr. T
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ひとこと

ちなみに、ペットがいる方はフィルターが汚れやすい傾向があるため、定期的に確認したほうが良いかなと思います。

まとめ

窓用エアコンがカビだらけになる原因は、ホコリ・カビといった日常の積み重ねによるものです。

お手入れは、簡単なフィルター掃除は自分で可能です。

しかし、内部まで徹底的にきれいにしたい場合や根本的にニオイを解決したい場合は、プロに任せるのが賢明です。

アールクリーニングなら、窓用エアコンの分解洗浄にも対応。

経験豊富なスタッフが、丁寧かつ確実に対応します。

まずはお気軽にご相談ください。

参考:株式会社コロナ公式サイト,ホーム,サポート・お問い合わせ,お手入れ・使い方サポート,ウインドエアコンのお手入れ方法
参考:荒尾市立荒明医療センター公式ホームページ,HOME,健康づくり,健康のお話,その咳、大丈夫!? エアコンが原因でかかる病気!